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2012年10月8日月曜日

童夢カーボンマジックへの遠征記

どーも.はじめまして.
宇宙システム研究室のB4忽那(くつな)です.

今日は,先々週(9/25~9/28)の4日間,童夢カーボンマジックさんへ行ってきたのでその報告をしたいと思います.

派遣されたメンバーはこちらの5人です.

シス研 M1平松さん,B4高橋,B4忽那
ASAK  B1塚本,B1飛山


童夢の正面玄関
実に幻想的です!



ところで,何をしに行ってたのかと言いますと・・・



どーーーーーん!!



そう,WIRES#014の2号機を作りに行っていたのです!

こちらの写真は
童夢カーボンマジックの製造部のアシスタントマネージャーである間宮さんから,
完成したということで送っていただいた写真です.

どうです?とっても綺麗にできているでしょう??


ではこのWIRES#014ができるまでの(涙ぐましい努力の)過程をご覧ください(笑)


まずは,上型と下型にプリプレグの積層です.



積層は,さすがプロと言わんばかりの美しい方法で行います.
三次元の型から作られた2次元の型紙を基に,プリプレグが予めカットしてあります.
私たち5人はWIRES#014の作成を担当してくださった的場さんの指示に従い,
パズルをするように積層していきました.


平松さんの表情は真剣そのものです.


1年生2人も初めての積層とは思えない働きぶりでした!


積層が終わると,一体成型のために,上型と下型を合体させます.




この方が,的場さんです.
本当にいろいろと教えていただきました!!!


アシスタントマネージャーの間宮さんです.
常に笑顔で職場の雰囲気を和ませてくれます!


塚本君は決して遊んでいるわけでも,
休憩しているわけでもありませんよ!!


真空引きしているところです.


この後,いよいよオートクレーブの中に入っていきます!
WIRE#014がそのまま,といいますか下の定盤ごと入っていきます.
オートクレーブがいかに大きいかが分かります.

It's huge !!


後は,焼き終わるのを待つだけです!








と・こ・ろ・が・・・
オートクレーブに入って30分くらいたったころでしょうか.
なんとバッグが破けてしまいました.
これには一同ショックを隠し切れません.

ダメになってしまった下型くん...


しかーし,そんな事を言っている暇はありません!!
積層し直しです.

とはいっても,一度やったことですから,シス研の3人で2時間ほどで積層できました.


その間,1年生の2人はフィンの積層を頑張ってくれました.

隙間が狭いので,バックするのも大変そうです.


そして,なんとか最終日の朝にもう一度オートクレーブへ入れることができました.
今度は無事,破けることなく130℃まで耐えてくれました!!

オートクレーブの中で2日間ほど炉冷する必要があるため,
離型して仕上がりを生で確認することはできませんでしたが,
一番最初に載せた写真の通り,立派に黒光りしています!

このWIRE#014は今週名古屋で開催される国際航空宇宙展で展示される予定です.

米本先生とM1の戸高さんが誰よりも先に,生で見ることになります.
羨ましいです!!


最後に,オートクレーブの前で的場さんと一緒に記念撮影をしました.
(修学旅行かよっ!という突っ込みが聞こえてきた事は内緒です)

左から
飛山,塚本,平松さん,的場さん,忽那,高橋



今回,童夢カーボンマジックさんには本当にお世話になりました.
間宮さんと的場さんをはじめ,多くの社員の方に本当に親切にしていただきました.
また,的確で素晴らしいプロの知恵と技の度に,驚きを隠しきれませんでした.
参加した5名は今回の遠征でまた一歩成長できたと思います.
これからも,宇宙システム研究室をどうぞよろしくお願い致します.


2012年7月14日土曜日

宇宙シス研の記録 7/9~7/13

宇宙システム研究室 修士1年の加藤です.
今回は今週のシス研の様子をいろいろと紹介しようと思います.

こちらは,AIM2012(2012 IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics)に向けて,博士後期課程の宮本さんが発表練習をしている様子.
国際学会なので発表は全て英語です.台湾で行われます.

学会の様子については,宮本さんが帰ってきてから報告します.
無事に終了したようで,今頃は台湾を満喫しているのではないでしょうか?


次に,修士2年の石橋さんの研究の様子.
九工大の敷地内にてGPSデータを取得中.
左が石橋さん.小川がちょっかいを出しています.
研究内容は「INS-GPS-ADS複合航法と飛行実証による性能評価」
宮本さんと同様,有翼ロケット"WIRES"に関する研究です.



7/12は修士1年の水本君の誕生日でした.
みずもっちゃん,おめでと~!
誕生日プレゼント一覧
チョコレートケーキ
大量のお菓子
大量のうまい棒
大量のグラニュー糖
お祝いの気持ち(プライスレス)

つぎのターゲットはだれ?


こちらはフランスロケットのたわみ試験の様子.
フランスロケットの製作状況についてはまた後日詳しく報告します.
平松が貫録を見せつける.
まだまだ多くの試験が待っています.



こちらは有翼ロケット"WIRES"に搭載する「引張用ロードセル」の較正試験.
これでパラシュートの開傘荷重を測定します.
良好な結果が得られました




このように,宇宙システム研究室は濃い日々を送っているのでした.



2012年6月27日水曜日

アビオニクス振動試験

宇宙システム研究室 修士1年 加藤です.
今回は有翼ロケット"WIRES#014"の話題です.


6/27 にWIRES#014に搭載するアビオニクスの振動試験を行いました.


"アビオニクス" とは
航空機に搭載され飛行のために使用される電子機器のこと by Wikipedia


振動試験装置
アビオ班がアビオニクスを取り付け中
アビオ班のリーダー,小川
なんて顔だ!
アビオニクス取付け完了
手振れではありません.
アビオニクスが振動しているんです...たぶん.

アビオニクス班の活動報告でした.
今後も各班の活動を報告していこうと思います.お楽しみに.


2012年4月27日金曜日

童夢カーボンマジック訪問

宇宙システム研究室 修士1年 加藤です.
4/27に童夢カーボンマジックに行ってきました.
場所は滋賀県の米原市というところです.

現在本研究室では,火星探査航空機の主翼構造の試作や
WIRES#015の構造設計等を童夢カーボンマジックさんに
依頼しているため,今後の方針について打ち合わせを行いました.

国産初のスーパーカーがお出迎え「童夢 零」
車好きにはたまらないですね













幻のF1マシン「童夢 F105」












非常に高いCFRP成形加工技術を有しています












火星探査航空機の試作翼に使用されるCFRP製リブ












火星探査航空機の試作翼に使用されるCFRP製スパー



















打ち合わせ終了後,工場内を見学させていただきました.

童夢には風流舎という風洞施設があります.
そこで今年のルマン24時間レース(世界3大レースのひとつ)
に出場するためのレーシングカーを開発していました.

レーシングカーの開発現場を生で見れて感激です












今年のルマンは6/16(土),17(日)に開催されます
楽しみですね













風流舎の外は歴代の名車たちの
展示スペースになっていました
















スーパーカーに乗れてご満悦な深山


















他にも設計室や大型オートクレーブ,CFRP成形の工程etc…,
挙げだしたらキリがないぐらい多くの設備を見学することができました.
工場内で何回「すげ~!!」って言ったか分かりません.


童夢カーボンマジックの皆様,
貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました!

2012年4月5日木曜日

WIRES#014 第二回燃焼試験

宇宙システム研究室 修士1年 加藤です.
今回は本研究室で研究・開発を行っている
有翼ロケット実験機「WIRES」についての報告です.


4/5にWIRES#014の第二回地上燃焼試験を行いました.

WIRES#014は航法誘導制御システムに関する要素研究の
飛行実証を目的としており,北海道大学が研究開発を行なう
CAMUI型ハイブリッドロケットエンジンを搭載しています.

試験の目的は下記の通りです.
・CAMUI型エンジンを実機に搭載しての推力計測
・各構造の強度確認
・燃焼後に回収システムが作動することの確認
・飛行実験に向けた打上げ手順の確認

第一回地上燃焼試験を 2011/02/29 に行いましたが,
燃料供給システムが正常に動作しなかったことや回路の不具合により
異常燃焼および非常系システムの不時動作という結果に終わりました.


今回はそのリベンジです.

場所は福岡県北九州市小倉南区 平尾台の駐車場











ランチャーを組み立て中










管制車内の様子.各班への指示や機体の監視,
エンジン点火等の指令はこちらから行います.












機体の最終チェック












機体をランチャーへ











ランチャー立ち上げ
万が一に備えてランチャーをワイヤーで
地面に固定します.安全第一です.

















セッティング完了!














燃焼開始!想像以上のすごい音です
非常系システムが動作してしまいました













燃焼開始後約1秒間は正常燃焼が見られたのですが,
1秒経過した後に非常系が不時動作し,燃焼停止
および減速シュートの放出が行われてしまいました.

これらの原因を調査したところ,プログラム上のミスが
明らかになってきました.今後アビオニクスに関しては振動試験等を
繰り返し行なうことでシステムの信頼性を確保していきます.

研究室一同,飛行試験に向けて頑張ります!