今回は"C'Space 2012"に向けて現在製作しているフランスロケットの話題です.
「C'Space」とは,
フランスの国立宇宙研究センター "CNES" と惑星科学協会 "Planet Sciences"
が共催のロケット打上げ競技会のことで,50年近い歴史があります.
この競技会は,"新技術への挑戦" を主な目的とし,自作のロケット
による独自のミッションを行ないます.フランスの大学やアマチュア
チームを中心に諸外国からも含めて毎年20チーム近くが参加します.
5/29にロケットの技術審査が行われました.
シス研OBの方には懐かしい行事ではないでしょうか.
今回はフランス惑星協会の技術コンサルタントであるJérôme Hamm氏に
安全面や技術的問題が無いか判断していただきました.
ロケットの概要ですが,
今年も自律誘導制御を用いたパラフォイルによる機体の回収を目指します.
今まで問題となっていたパラフォイルラインの絡まりを解消するため,
新たな回収システムを搭載します.このあたりについてはまた後日説明ということで.
今年のロケット"Kyutech-12"の外観. 愛称は「NINJA la dernière」 フランス語で「最後のNINJA」という意味 |
松本さんがロゴを作ってくれました. めっちゃカッコイイですよね!! |
今年のロケット製作メインメンバーたち.緊張してます. |
Jérôme Hamm氏.日本語がかなり上手でびっくり. 「日本の学生が英語喋れないから,日本語勉強しました」 とのこと.…申し訳ありません!m(__)m |
無事に終わって記念撮影. ASAKメンバーも見学に来てくれました. |
夜は小倉でドンチャン騒ぎ |
学部生は酒豪揃い |
Jérôme氏がフランスからお土産を持ってきてくれました. プレッツェルというお菓子. クセになる美味しさでした.ありがとー! |
この日の飲み会はホントに楽しかったです! |
みなさんおつかれさまでした. これから打ち上げに向けて頑張っていきましょう. |
本研究室から毎年参加してきた "C'Space" ですが,
その他のプロジェクトの関係で,今年が最後の参加になる予定です.
今まで先輩方が積み上げてきた知識や経験の集大成となるようなロケットを製作すべく,研究室一同精一杯頑張りますので,応援よろしくお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿